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飛鳥時代に遊ばれていたボードゲーム「バックギャモン」

バックギャモン

バックギャモンというと海外のボードゲームという印象があるかもしれませんが、日本でも飛鳥時代(592年〜694年)には、すでにバックギャモンが流行していました。当時は、双六(雙六、盤双六)と呼ばれていました。

689年に禁止令も

『日本書紀』に、持統3年「 十二月己酉朔丙辰、禁斷雙六」とあります。早くも689年12月8日に持統天皇によって禁止令が出されています。
また、正倉院には聖武天皇(701-756年)の愛用の双六盤、木画紫檀双六局(もくがしたんのすごろくきょく)が納められています。
江戸中期まで流行っていたようですが、その後衰退していき、双六といえば、お正月などでもお馴染みの絵双六を指すようになりました。

聖武天皇(701-756年)愛用の双六盤

木画紫檀双六局
(もくがしたんのすごろくきょく)

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木画紫檀双六局
(もくがしたんのすごろくきょく)

* 分類:〈用途〉遊戯具 〈技法〉木竹工
* 倉番:北倉 37
* 寸法:縦54.3 横31.0 高16.7
* 材質・技法:木製紫檀貼 木画(象牙・緑染の鹿角・黄楊木・黒檀・紫檀・モウソウチクかマダケ)
国家珍宝帳記載の献納宝物。木画の技法で装飾した双六盤。紫檀貼りの天板には縁がつき、全体を床脚で支える。双六は早く日本にも伝わり、古代には禁止令も出されるほど流行した。

出典: 宮内庁ホームページhttp://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Search

双六頭
(すごろくとう)

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双六頭
(すごろくとう)
* 分類:〈用途〉遊戯具 〈技法〉牙甲角
* 倉番:北倉 17
* 寸法:大1隻・中2隻・小3隻  大 一辺1.7 中 一辺1.4~1.5 小 一辺0.85~1.1弱
* 材質・技法:象牙
双六に用いるサイコロ。国家珍宝帳所載の品で、駒(双六子)とともに漆皮箱に入れて赤漆文欟木御厨子に納められていた。6隻が現存する。

出典: 宮内庁ホームページ
http://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Search

紫檀木画双六局 第3号
(したんもくがのすごろくきょく)

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紫檀木画双六局 第3号
(したんもくがのすごろくきょく)
* 分類:〈用途〉遊戯具 〈技法〉木竹工
* 倉番:中倉 172
* 寸法:縦30.6 横54.4 高17.8
* 材質・技法:紫檀 木画(黄楊木・紫檀・象牙・緑染鹿角・水牛角・鉄刀木・竹) 稜角は象牙
明治時代に双六盤として名付けられた4具のうちの一つ。天板の両長辺に木画の三日月形を挟んで6個ずつ花形を配す。今日の絵双六とは異なり、バックギャモンと同様の遊び方をしたとされる。本品は国家珍宝帳所載の木画紫檀双六局(北倉37)と、形状や大きさ、工作等が酷似する。

出典: 宮内庁ホームページhttp://shosoin.kunaicho.go.jp/ja-JP/Search

 

正倉院宝物 遊戯具まだまだあります。

写真は一部を引用しました。正倉院宝物遊戯具は、宮内庁ホームページ正倉院宝物検索で閲覧できます。

 

表紙のイメージ写真: 薬師寺 Photo by (c)Tomo.Yun http://www.yunphoto.net 

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